英語よりとっつにくい、忘れる、発音が難しい
…すべて解決!

北海道 主婦 三宮さくらさん(20代)
せっかくペンパルができたけれど…

フランス語に興味を持ったのは、高校生の頃でした。和モノより洋モノ派だった私は、和食より洋食、邦画より洋画、邦楽より洋楽、日本のアニメより海外のカートゥーンが好き…といった具合に、とにかく海外モノにハマっていました。今思えば、若さゆえの漠然とした“海外への憧れ”、とくに歴史の古いヨーロッパへの憧れを持っていたのだと思います。
フランス語を習いたいと思い始めたのは、あるペンパル(手紙やメールなどを交換し合う友達のこと)サイトでフランス人の友達ができたことがきっかけでした。「外国語に興味があります。 海外の友達を探しています。メールや手紙の交換をしましょう!」というような文章を英語で書いて、ペンパルの募集をかけてみると、思いのほか大きな反響があり、ヨーロッパやアジア各国、アメリカや南米などからたくさんのメールが届きました。その中でも一番気が合うなぁと感じたのが、フランス人の高校生、イザベルでした。 彼女も私と同じように海外に興味があり、とくにアジア、その中でも日本に対してはかなりの憧れの気持ちがあったようで、「いつか日本に行って暮らしたい。 同じ年代の日本人の友達が欲しい」と最初のメールに書いてありました。意気投合した私たちは、さっそくメール交換を始めることにしました。しかし、つたないフランス語でのメール交換はなかなかうまくいかず、結局数カ月で終わってしまったのです。
書店で買った初級用のフランス語教材のみでメール交換を始めたのが無謀だったのか、いつしかイザベルの方からはメールが一通も来なくなってしまいました。このテキストブックには、初歩的なあいさつや数の数え方、基本的な文法の説明などが載っていたのですが、構文の丸暗記をしてみても “自分の考え”を伝えるための応用方法については言及がありませんでした。
そのため、いつも同じような文章でしか自分の気持ちを伝えることができず、いつしかメールの文章はほんの2~3行で終わってしまうようになりました。(ちなみに、イザベルの日本語は私のフランス語よりもはるかに上手でした。)このときに感じた挫折感があとあとまで私の中に、「フランス語は難しい。英語よりはるかにとっつきにくい。」というイメージを植え付けてしまったように思います。

第二外国語でフランス語を1年間勉強

フランス語に対して、“フランス語は難しい。英語よりはるかにとっつきにくい”という印象を持ったまま短大に進学しました。そして間もなく、第2外国語を選択する時期がやってきました。

ドイツ語とフランス語の二択しかなかったうえ、フランス語にはトラウマがあったので、迷うことなくドイツ語を選択しました。 その後の2年間はフランス語との関わりはほとんどと言ってもよいほどに無くなってしまいました。ドイツ語もフランス語同様難しかったのですが、先生の教え方が楽しかったせいか少しずつ上達していき、いつしかフランス語のことは頭から離れていってしまったのです。 このときは、このまま私の人生からフランス語が遠ざかっていくようにも思えたのですが、人生の転機は突然やってきました。短大卒業後に編入を果たした大学で、再度第二外国語を選択しなくてはならなくなったのです。選択は短大時代と同じくドイツ語とフランス語でした。
カリキュラムには初級レベルの授業となる旨の記載があったので、あえてドイツ語は選択肢から外し、フランス語を選ぶことにしました。幸いにもレッスンは会話中心で、担当してくれた講師も日本語のできるフランス人だったので、発音の勉強から簡単な構文の作り方まで一通りの基礎を教えてもらいました。こうして1年間のフランス語の授業を終え、フランス語に対しても良いイメージを持ったまま基本の会話くらいはなんとかできるようになりました。

あまりの物忘れの早さにショック

しかし、そう思ったのもつかの間―。語学というのは、使わないと忘れてしまうものですね。
1年間せっかくフランス語の学習に取り組んだのに、数ヵ月後には習った項目の10分の1ほどしか思い出せないという状況に陥ってしまったのです。あまりの物忘れの早さに大きなショックを受けながらも、「どうにかしてフランス語の知識を取り戻したい!」という思いは日に日に強くなりました。なぜこんなにもフランス語に固執していたのかと言えば、当時大学で履修していた世界史で「ジャンヌ・ダルク」について学ぶ機会がありました。
初めてジャンヌ・ダルクに関する資料を読んだとき、フランスにはこんなにも勇敢な女性が存在していたのか…!と大きな感銘を受けました。フランスを救済したにも関わらず、“魔女”“狂人”などと囁かれて、最後に処刑をされてしまう場面では、思わず涙があふれて止まりませんでした。私自身、今まで家族以外で“尊敬する人”というのは自分の中に存在しなかったのですが、ジャンヌ・ダルクに出会ってからは彼女のように勇敢で心優しい人間になりたいと憧れ、尊敬するようになりました。

プライベートレッスンを受けてみたものの

そんな折、私の住む自治体が主催している国際交流プラザの掲示板で“フランス人がフランス語を教えます”というメッセージを発見しました。すぐにメールで連絡を取ってみると、彼は日本に来たばかりの若い青年で、プライベートでレッスンをする生徒を探しているとのことでした。プライベートレッスンならすぐにカンを取り戻せるかも?!と思い、アレクサンドルというフランス人とフランス語の個人レッスンを開始しました。
数回のレッスンを重ねましたが、アレクサンドルは日本語がほとんどできなかったため、文法などに対しての適切な説明を受けることはほぼ不可能でした。同じフランス語を習うにしても会話のみのレッスンが中心ならば彼のような先生でも良かったのかもしれません。でも、私が期待していた“文法+会話”というレッスンからは程遠かったのでアレクサンドルとのマンツーマンレッスンも5回ほどでやめることになってしまいました。フランス語の新しい教材を書店で買ってみても、内容的には私のような“ちょっとだけ初級よりもできる”レベルに合った教材は少ないように思えました。初歩のあいさつや数字、簡単な構文くらいは理解できていたのですが、たいていの教材は入門レベルからのスタートだったのでわざわざ新たに購入する気にはなれませんでした。
一度、フランス語の教材探しをあきらめて原語の本に挑戦してみたこともあったのですが、わからない文法や単語、構文などが多すぎて結局途中でギブアップしてしまいました。また、私の興味のある分野がフランス語教材にはあまり反映されていないのも大きな不満のひとつでした。
たいていの教材には、自己紹介や数字の数え方、時間や日付の言い方、好き嫌いなどについての項目など、同じような内容が書かれていることが多く、どの教材を選んでもあまり代わり映えがしませんでした。
フランスの歴史や芸術(とくに映画や音楽、絵画など)、現地の生活の様子や観光スポットなどについてもっと深く知りたいと思っていた私は、無意識のうちに自分の関心のあることがもっと書かれている教材を求めていたのかもしれません。書店めぐりをしてみてもなかなか良い教材に出会うことができず、フランス語もまったく上達しないのでこれからどうしたらいいのだろうと困っていました。

フランスでの悔しい経験がきっかけで

「松平式フランス語のおぼえ方」のモニター募集に応募しようと決めたのは、フランスでとても悔しい経験をしたのがきっかけでした。2年ほど前に、夫とともに観光目的でパリを訪れました。フランスの街中のカフェでおいしいクレープを食べるのが夢だったので、さっそく二人でカフェ探しを始めました。キョロキョロとあたりを見回しながら歩いていると、一人のフランス人のギャルソン(ウェイター)がフランス語で声をかけてきました。
何を言っているのかよくわからなかったので困った顔をしていると、今度は英語で「パリでカフェを探しているならウチへどうぞ! おいしいクレープもありますよ。」と半ば強引に彼の働いているカフェに入るよう勧めてきました。
歩きまわっていたせいかちょうど足も疲れていたので、誘導されるままに席につき、メニューを見てすぐにクレープをオーダーしました。さすが本場のクレープだけあって心も胃袋も満たされ、さあ帰ろうとしたところ、夫が変な声をあげたのです。
「あれ?この伝票、なんかおかしいよ」と言うので、メニュー表の値段を照らし合わせてみると、なぜか注文をしたクレープの値段がおよそ2.5倍で計算されているのです。何度も確認してみたのですが、どう見ても高く計算されています。
すぐにギャルソンを呼び、つたないフランス語と英語、そしてジェスチャーを交えながら値段がおかしいことを説明しました。 最初はギャルソンもにこやかに対応していたのですが、私たちがあまりに食い下がるのでだんだんと雲行きが怪しくなってきました。フランス人特有のヒステリーなのでしょうか?いきなりすごい剣幕で怒鳴り散らしてきたのです。
「お前たちは間違っている!頭がくるっているに違いない!お金を払わないつもりだろう!」と大声で周りのお客さんに聞こえるように騒ぎ始めました。私たちは冷静に値段のことを聞きたかっただけなのに、一方的に怒られてしまい、フランス語の十分な知識がないために反論することもできませんでした。この時の悔しさといったら…!!帰りの地下鉄の中でも文句が止まらないほどに怒り心頭してしまいました。
「あぁ、フランス語がもう少しまともに話せたら…」という思いが胸を締めつけ、日本へ帰ってきてからもしばらくその気持ちがおさまることはありませんでした。
フランスからの帰国後、すぐに書店へ走りフランス語教材探しを再開したのですが、やはり自分の好みに合った教材はなかなか見つかりませんでした。近所で一番大きな書店へ行き、10数冊を見比べてみたのですが、どれもこれも似たような内容ばかりで興味をそそられるようなものはありませんでした。しばらくの間フランス語の習得は諦めかけていたのですが、ある日思いもよらず「松平式フランス語のおぼえ方」のモニターの募集のサイトを見つけました。とくに英語の知識を活かしながらフランス語を習得できるという文章を見て、もしかして私の希望に一番合った教材かも知れない…という期待を抱きつつ、フランス語学習の再スタートを切ったのでした。

「松平式フランス語のおぼえ方」を使ってみて

実際に勉強してみた結果、この教材は以下の点で私の長年の悩みを解決してくれました。

<1>「フランス語は難しい。英語よりはるかにとっつきにくい。」というイメージ。
これまでの私は、フランス語には覚えなくてはならない活用が多いし、英語よりも発音は難しいし、単語も一筋縄では読めないようなものばかりだし…など、勝手にマイナスイメージを作り出していました。ところが、この「松平式フランス語のおぼえ方」を使い始めてからは、この嫌なイメージがすぐに払拭されました。
それは、英語の知識を最大限に活かしてフランス語を身につけられるという点が私の希望する学習方法とぴったりマッチしていたからだと思います。たとえば、英語の語順とフランス語の語順の比較や、英単語とフランス語単語の比較などを通し、似た部分はそのまま英語のように覚え、違う部分は比較検討しながら論理的に覚えるという方法を取ることができました。
その甲斐あってか、私の中で今までぶつかりあっていた英語の知識とフランス語の知識がうまく融合し、またフランス語のイメージも“英語より少しややこしい部分はあるけど、基本はやっぱり同じヨーロッパの言語なんだな”とまで思えるようになりました。

<2>せっかく新しいフランス語表現を覚えてもすぐに忘れてしまう。
語学学習の壁となるのは、やはり“暗記力”。私はずっとこう思ってきました。もともとあまり暗記が得意ではない私は、せっかく覚えたフランス語も1日や2日たつと忘れてしまうのです。最初のうちはやる気があるのですが、いつしか「どうせ忘れてしまうのだから…」と消極的な気持ちになってしまう自分がいました。しかし、「松平式フランス語のおぼえ方」に出会い、学習を進めていくうちに、不思議にも記憶が定着していることに気がつきました。
今まではどんな教材を使っても忘れっぽかった基本動詞(allerやvenirなど)の活用などもスーッと頭に入ってきました。この教材では要点だけをしっかり説明してくれているので、余計な部分が頭に残らない分、最重要部分だけが記憶にとどまりやすいのだと思います。

<3>フランス語の発音が難しくて覚えにくい。
フランス語には鼻母音やリエゾンなどがあり、英語と比較してどうも覚えにくいように感じていました。とくに、リエゾンの読み方はどの教材で学んでもわかりにくく、初めて見る単語をいざ発音しようとしてみても、だいたい70%くらいの確率で間違えてしまうのです。
しかし、「松平式フランス語のおぼえ方」ではこのリエゾンの部分を新しい構文が出てくるたびにとてもわかりやすく説明してくれていたので、自分でも気がつかないうちにリエゾンの正しい法則や読み方などが理解できるようになっていました。

まだまだ完ぺきではありませんが、これからはフランス人の前でも堂々と自信を持って、フランス語を発音できそうです!

もう一度アレクサンドルに会ってみる

以前、国際交流プラザの掲示板で出会ったフランス人の青年(アレクサンドル)に再度連絡をとってみました。彼は一度フランスへ戻りまた昨年の冬頃に日本へ戻ってきていたので、久しぶりに会うことになりました。当時は、私のフランス語能力があまりに低かったのであいさつ程度の会話にしかならず、お互いの意思疎通も不可能な状況でした。そのため、たった5回ほどの個人レッスンでアレクサンドルと会うのを止めてしまっていました。
今回、「松平式フランス語のおぼえ方」で学ぶ機会を得ることができたので、新たに覚えたことをフランス人ネイティブと実践で試し、会話力に磨きをかけたいと思ったのです。
久しぶりにカフェで会い、まず「Bonjour.こんにちは」とあいさつをしました。以前の私はこの「Bonjour.」さえも正しく発音できず、何度も直されていました。しかし、今回はアレクサンドルの驚いた顔を見ただけでその効果が実感できました。 あまりの上達ぶりにフランス語でたくさん褒められ、周囲の人がフランス語を理解できないとわかっていてもなんだかとっても照れくさい気持ちになりました。まだまだ完ぺきではないフランス語でも、できるだけわかる単語や構文をたくさん使い、極力英語や日本語、ジェスチャーに頼らずに会話を進めることを心がけました。
「Avoir soif.のどが渇くな」、「J’ai chaud.私は暑いよ」など、覚えたばかりのフランス語をアレクサンドルの前でたくさん使ってみました。アレクサンドルは今までのダメダメな私を知っているので、その変わりようと積極性に心を打たれたらしく終始「素晴らしいね!」を連呼してくれました。
一人での学習では味わえない達成感と喜びに満ちあふれて家路についた私は、復習のため自宅ですぐさま「松平式フランス語のおぼえ方」を開いてみました。ページをめくっていて気がついたのは、フランス人ネイティブのよく使う表現がこの教材にはたくさん散りばめられているという点でした。今までは「へぇ、こんな表現があるのか」くらいにしか感じていなかったのですが、フランス人と会って実際に会話をしてみると、いかにこの教材の構文がネイティブとの会話用に吟味されているかということに気がつきました。なかなか語彙数が増えず、発音にもほとんど自信のなかった私ですが、松平式フランス語で学習をすすめていくうちに、少しずつフランス語で会話をする楽しさに目覚めてきました。
アレクサンドルに会って励まされてからは、間違いを恐れずにできるだけ知っているフランス語をはっきりと話すようにし、発音や文法などにミスがあってもあまりクヨクヨしないように努めました。もともと私は、消極的で大人しく、シャイな性格なので語学学習にはあまり向いていないように思っていました。以前は外国人を目の前にすると、フランス語がほとんど出てこなかったのです。そんな性格が災いしてあまり上達する気配のなかったフランス語でしたが、今は「やってみないと始まらない、まずはスタートしてみなきゃ!」という前向きな気持ちです。
「松平式フランス語のおぼえ方」を繰り返し学習し、そしてフランス人が自然によく使う表現を覚えればもう怖いものはありませんね。旅行へ出かけて何らかのトラブル(過去に私たち夫婦が体験したカフェでの事件のように)があったとしても堂々とフランス人と渡りあっていけそうな自信も少しずつですがついてきました。つたないフランス語でも、フランス人が自然に使っている表現方法を一つひとつ身につけていくことでフランス旅行でのリベンジへの目標に一歩ずつ近づいていっているように思います。これからも日々前進することを忘れずにフランス語の習得に向けて努力していきたいと思います。

今までの教材と違うところ

さて、教材の中身についてもう少し掘り下げると、「松平式フランス語のおぼえ方」と今まで使ってきた教材とは、以下の点についての違いがあるように感じました。

<今までの教材と違うところ(1)>フランス語の発音の解説について

[例1]
今まで使っていた教材には、最初の数ページにわたって発音に関する解説が書き込まれていることが多く、口の中の図(絵)を使いながら舌の位置を説明しているものがほとんどでした。しかし、この教材では新しい構文が出てくるたびに丁寧な解説をしてくれていたので、最初の段階で全部の発音をマスターすることなく、少しずつ覚えていくことができました。
また、発音の方法も難しい記号や舌の図などで事細かに記載するのではなく、日本人に親しみやすいカタカナで書かれていることが多かったので、初めてフランス語に触れる方にはとくに優しい教材なのではないかと感じました。“新しい発音は、そのつどしっかり覚えていく”というスタイルが私には新鮮で、またとても好印象を受けました。何事も一気に覚えてしまうのは大変ですからね…。

[例2]
「日本人には難しい」「中途半端だと現地で通じない」など、フランス語発音の苦手意識を強めるような発音指導をおこなっている教材と比較し、松平式教材は学習者のやる気を高める方法を採用しているように感じました。たとえば、教材の中で「はっきり発音すれば通じる」や「日本人に発音しやすい」など、優しく温かく励ましてくれるような書き方にとても安堵感を覚えました。今まではフランス語の発音に自信が持てなかった私ですが、この教材に出会ってからは精神的に楽になれました。私のように発音コンプレックスを持っているような人にも非常に使いやすい教材だと思います。

[例3]
今までの私は鼻母音がとても苦手で、日本語や英語の音とはまったく違うのでまさかマスターできる日がくるとは思ってもみませんでした。しかし、この教材の中で「実は日本語にも鼻母音が存在します」という言葉を目にして正直とても驚きました。さらに、実際の日本語にも鼻母音がある具体例を提示してくれていたので、その言葉をただ口に出すだけで苦手だった鼻母音に対しても不思議な親しみがわいてきました。苦手だった発音が一転して急に得意分野になったような気がして、私はすぐにフランス人のアレクサンドルに日本語にも鼻母音があることを説明してみました。彼は非常にびっくりしたようで「日本語とフランス語がそんなに近い音を持っていたなんて知らなかった!」と世紀の大発見をしたような顔をしていました。(笑)今までは、なんとなく“鼻母音=苦手な音”という認識しかなかったのですが、日本語との共通点をひとつ見つけるだけでこんなにも語学学習がすんなり進むものかと驚きました。

[例4]
この教材では、「日本語になっているフランス語」特集を大きなカテゴリーとして設けているので、さらっと目を通すだけでも自分の中の“知っている語彙数”がかなり増えたような気持ちになり、フランス語学習へのモチベーションが大幅にアップしました。難しい単語をひたすら覚えるよりも、親しみのある言語からアプローチしていく方法が私にはとても役に立ちました。
他の教材でも「日本語になっているフランス語」の紹介はよくありますが、大々的に特集のような形で詳しく説明されていることはほとんどなかったので、この教材の思い切ったアプローチ法には感銘を受けました。このように誰もが話せる日本語を比較の対象として持ってくることで、発音に対する苦手意識がなくなっていくように感じます。

[例5]
私は、フランス語を習い始めた頃から「Bonjour!」の発音が苦手でした。何度も挑戦してみたのですがなかなか上手くいかないのです。もうあきらめかけていたのですが、「松平式フランス語のおぼえ方」に出会い、考え方が大きく変化しました。
教材のp.12に掲載の「きれいな音」と「通じる音」は違うという部分を読み、さらに江戸っ子でも十分に発音ができるという文章を目にした時、私の中にあったコンプレックスが消えていくのを感じました。
長年の悩みが「きれいな音」を無理に出そうとしていたことによるものだと気づいた今は、発音練習だけにこだわるのではなく「通じる音」を目指してハッキリ発音するように心がけるようにしています。なんだか松平先生の言葉には不思議と人を励ます力があるようですね!
<今までの教材と違うところ(2)>フランス語に対する興味関心について

[例1]
フランスに関するコラムがところどころに散りばめられていたのが印象的でした。実際にパリ旅行に役立つような経験談や市場の歩き方のアドバイス、フランスでの男女事情や労働事情、フランスのシネマについてなど偏りがなく、万人が楽しめる内容でした。とくに文法説明などの難しい解説のあとにこのようなコラムが載っていると、ホッと心が落ち着きました。
他の教材でもコラムはよく載っていますが、全体的に掲載ページが少ない上に、文字数制限もあるせいかあまり読み応えがあるようには思えませんでした。その点、「松平式フランス語のおぼえ方」だとコラムの数も内容も量も絶妙なバランスを保っていたので、ちょうど良い息抜きになってフランス語学習を楽しく進めることができました。

[例2]
この教材には、フランスのたどってきた歴史についてくわしく書かれており、そこを理解することで他のヨーロッパ言語との共通点や相違点について学ぶことができました。とくに英語との比較が掘り下げられていたので、英語の知識が少しでもある方なら興味深く勉強を進めていけるのでは?と感じました。他の教材だとここまでフランスの歴史や他のヨーロッパ言語との比較について言及していない場合が多いので、私にとって「松平式フランス語のおぼえ方」が“何度も読み返したい教材”となったのだと思います。初めてフランス語を習う方も英語の知識を活かせるので、フランス語をより身近に感じられるのではないでしょうか。

<今までの教材と違うところ(3)>フランス語学習を効率的に行っていくことについて

[例1]
この教材では、初心者やフランス語に苦手意識を持っている人が間違える可能性の高い部分にはとくに詳しい解説が付け加えられているので、途中でストップすることなくスムーズに学習が進められました。また、仏語検定を受ける予定のある人にはちょうど良い構成になっており、「テストに出ます」というコメントもしばしば登場します。今まで見てきた教材と比較しても、これほど初心者にやさしい解説が書かれている教材は他にはないように思えました。少しむずかしめの文法が出てきても、初心者の目線に立って解説を書いてくれているので、とても親しみやすいように感じました。

[例2]
この教材では、すでに持っている英語の基礎知識を活かしてフランス語を応用して学べるように工夫されています。他の教材と比べても、効率よくフランス語を学べるように英語との共通点や相違点を着眼点においた内容構成なので、短い時間でフランス語の語彙をぐんと増やしていきたい方にはとくにおススメですよ!

[例3]
上記の英語を活かした学習法と同じく、この教材ではフランス語と日本語も比較の対象になっており、とくに共通部分を記載しているので初心者にとっては非常に親しみのわく内容構成になっています。これまではなんとなく日本で聞いたことのあるフランス語があっても確信を持てなかったのですが、今なら「このフランス語はこういう意味です」と大きな声で言える自信があります。
フランス語を難しい言葉ととらえてしまうか否かは、いかに知っている言語との共通点を探せるかどうかにかかっているのではないでしょうか?私は「松平式フランス語のおぼえ方」を使ってみることで、今までの何倍も効率的に勉強ができたような気がしています。

読者の目線に立った珍しい教材

最初から最後まで決して上から目線にならず、読者の目線に立って解説をおこなってくれている点が私にとって一番ありがたい部分でした。初心者ならどこで間違えるだろう?と一生懸命考えて教材をつくってくださった様子が目に浮かぶようで “親切な教材”という印象を強く受けました。日本人の多くはすでに中学校で英語を学んでいるので基礎知識は持っています。そこに着目し、英語とフランス語を比較しながら共通点を見つけ出して効率的に学ぶという方法はまさに“目からうろこ”でした。
新しい言語を学ぶということは、まったく新しい知識を頭の中に入れていくことだと思いがちなのですが、この教材では“今ある知識を活かす”方向で話が進んでいくので、フランス語の習得スピードがはるかに早いような気がしました。
また、発音記号や基礎文法などは最初からすべてを理解しなくても、新しい単語や構文が出てくればそのつど覚えるというものだったので、あまりプレッシャーを感じることなく学習を進めていくことができました。
私自身はプレッシャーにはあまり強くないので、お堅い教材は好きではありません。その点、この教材は暗記方式の教材ではないので、“辛い”“苦しい”という気持ちは一度も抱くことなく楽しく学習できるのも大きな特長だと思います。マイナスイメージを持つと人間の脳は萎縮してしまい、せっかく勉強をしても頭に入っていきません。その点、この教材は脳にも優しい学習法だと言えると思います。これからも「松平式フランス語のおぼえ方」を手元に置き、気楽に楽しくフランス語マスターを目指して頑張っていきたいです。

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